趣味がないのはつまらない人?おすすめは何がある?

(春花)
ホビーアドバイザーの秋月春花です♪

「趣味は何ですか?」と聞かれた時、あなたはどう答えますか?

何か好きなことや夢中になれるものなどがあればそれを答える場合が多いかと思いますが、中には「これといって趣味はない」という方もいらっしゃることでしょう。

でも、いざそのことを伝えたら、「つまらない人だな」「人生損してる」と言われたりして傷付いたという方も多いのではないでしょうか。

何か趣味を見つけたいと思っていても、「何から始めればいいのかわからない」「何があるのかおすすめを教えてほしい」と悩んでしまっている場合もありますよね。

そこで今回は、

  • 趣味がないのはつまらない人?
  • おすすめの趣味は何がある?

の2点について解説していきます。

趣味がないことで悩んでいるあなたに、参考になれば幸いです。

趣味がないのはつまらない人?

まず、趣味がないのはつまらない人なのかという点について、次の2つの視点から考えていきましょう。

「趣味がないのはつまらない人」を考える2つの視点
  • 「趣味」という言葉の意味
  • 「趣味がある人」イコール「詳しい」「カッコイイ」という思い込み

1つずつ解説していきますね。

「趣味」という言葉の意味

「趣味」と聞くと、「その物事に対してとても詳しい」というイメージを抱いている方が多いかと思いますが、そもそも「趣味」という言葉にはどんな意味があるのでしょうか。

改めて調べてみたところ、「趣味」には次の3つの意味があります。

  1. 仕事や職業としてではなく個人が楽しみとしている事柄。
  2. 何に対して美しさやおもしろさを感じるかという感性、好みの傾向。
  3. 物事のもっている味わい。おもむき。情趣。

この中で私たちが普段使っている意味合いとしての「趣味」は、①の「仕事や職業としてではなく個人が楽しみとしている事柄」です。

「個人が楽しみとしている事柄」の中には、自分が興味のあることや好きなことも含めていいでしょう。

(春花)
ここで注目すべきは、趣味という言葉の中に「その物事に対してとても詳しい」という意味はないこと。

つまり、「自分はこれが好き」、「こんなことに興味がある」というその想いさえあれば、特別その物事に詳しくなくたって立派な趣味になり得るということです。

たとえば、食べることが好き、寝ることが好き、漫画が好き、ゲームが好き、目的もなく歩くことが好き、ただボーッと空を見上げることが好き。

いろんな「好き」があるかと思いますが、「趣味」という言葉が持つ本来の意味を考えた時、これらの「好き」がどの程度のレベルなのかは問われません。

趣味がないことで悩まれている方も、「趣味」といわれるとどうしても構えてしまうけれど「好き」なことならある、という方はいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえ周囲から見たらどんなに小さな「好き」でも、あなたにとって「好き」なことなら、それは立派な「趣味」なのです。

自信を持っていきましょう!

「趣味がある人」イコール「詳しい」「カッコイイ」という思い込み

「趣味」という言葉の本来の意味は先述しましたが、実際のところ「趣味がある人」イコール「詳しい」「カッコイイ」と思い込んでいる方は非常に多いのではないでしょうか。

その理由としては、趣味を持つ人と会話をした時の話題の豊富さや、趣味について語るその人の姿がすごく輝いて見えるから、といったところでしょう。

確かに、何らかの趣味を持っている人はそれだけ話の引き出しが多いですから、会話をしていても飽きずに楽しめそうですよね。

また、趣味がある人は自分に自信を持っている人が多い印象を受けるので、堂々と生きている人の姿はやはり素敵だなと周囲に思わせる魅力があります。

これを経験した人が「趣味がない人」と出会った場合、「なんだ、趣味もないなんてつまらない人だな」という考えに至ってしまうのではないでしょうか。

でも、話の引き出しが多いことも、人として素敵な魅力があることも、「趣味がある」ことと必ずしもイコールではありません。

(春花)
趣味がなくても話が上手な人はたくさんいるし、人間性が素晴らしい人もたくさんいます。

逆にいうなら、趣味がある人の中には、その知識を自慢気に話して人を不快な気持ちにさせたり、他人の趣味や趣味がない人をバカにしたりする人も残念ながら一部存在しています。

そんな人こそが、本当に「つまらない人」なのではないでしょうか。

そもそも先述した通り、「趣味」という言葉が本来持つ意味の中に「その物事に対してとても詳しいこと」は含まれません。

「○○が好き」というその気持ちの浅深や知識の程度で趣味といえるかどうかが決まる、といったことは一切ないのです。

「趣味がある人」イコール「詳しい」という考えは単なる思い込みであって、「趣味」を持つのに必ずしも詳しい知識などは必要ないんだということを忘れないでください。

おすすめの趣味は何がある?

「趣味」が「個人が楽しみとしている事柄」を意味することはわかりましたが、その上で「おすすめの趣味は何があるのか知りたい」という方もやはりいらっしゃるでしょう。

そんなあなたのために、以下では今すぐ始められる趣味について紹介していきます。

その趣味とは、次の3つ!

おすすめの趣味
  • 散歩
  • 読書
  • 料理

解説にいく前に、1つ大切なことを。

趣味って続けられないと意味がないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

(春花)
だからといって、始めてもいないのに諦めるのはもったいないです!

続けられるかどうかは、実際にやってみないとわからないですよね。

様々な事情で途中で断念せざるを得ない場合も十分に考えられることですが、たとえそうなったとしても、また状況が許すようになったら再開すればいいのです。

「絶対毎日やらないといけない」と堅苦しく考える必要はありません。

自分のペースで、無理なく、少しずつ進んでいきましょう。

では、3つの趣味について私自身の経験も踏まえて解説していきますね!

散歩

私がおすすめする趣味の1つ目は、散歩。

なぜ散歩を選んだのかというと、お金をまったくかけずに手軽に始められるから。

何かと忙しい現代人、「ゆっくり歩く時間なんてない!」という声も聞こえてきそうですが、散歩といっても何十分も何時間も歩く必要はありません。

まずは家の周りをぐるりと一周するところからでもかまわないのです。

これだけでもリフレッシュできますし、今まで気付かなかった発見ができるかもしれません。

私自身、自分の住んでいる街がどんなところか全然知らなかったけど、散歩をするようになってから実はとても美しい公園や森に恵まれていることを知って嬉しくなりました。

(春花)
散歩は心も体も健康にしてくれる素晴らしい趣味。

歩くことが苦にならないなら、まずは散歩から始めてみてはいかがでしょうか。

ただし、いきなり大きな目標を設定してしまっては疲れてしまいますし、その前に身体がついていかないですから、無理は禁物ですよ。

読書

私がおすすめする趣味の2つ目は、読書。

読書を選んだのは、私自身が本好きであることもそうですが、本によって得られる知識の多さや無限大の想像力を養えることが一番の理由です。

読書する中で自分が知らない漢字や言い回しに出会った時、その言葉の読み方や意味を調べることで自分の知識として定着させられますよね。

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また、様々な物語の主人公に自分がなることで、その世界を体感できます。

人を思いやる心、誰かを愛する気持ち、失う痛み。

人間として大切なことを思い出させてくれる読書は、続けていくことで間違いなく想像力が豊かになり、人生が変わっていくと私は信じています。

活字を追うという単調な作業が苦にならない方に、読書はぜひおすすめです。

ただ、読書はどうしても読むのに時間を要するのと購入費がかかるのが難点。

空いた時間を上手に活用しつつ、数ページずつでも読み進めていく努力は必要といえるでしょう。

料理

私がおすすめする趣味の3つ目は、料理。

なぜこれを選んだかというと、「食」は私たちの生活にとって必要不可欠なものだからです。

多忙な中で料理をするのはなかなか大変なことだけれど、何もレストランみたいな凝ったものを作る必要はありません。

いろんなスパイスや調味料を買い揃えなくたって、家に今あるものだけで十分おいしいものが作れますよ。

私自身、食材の余りをテキトーに使ってテキトーに作っているうちに、それなりにおいしいものが出来上がった経験が何度もあります。

(春花)
まぁ、もちろん失敗したこともありますが(笑)

でもそれはそれで良い経験ですし、失敗があるからこそ成功に繋がるのは、料理に限らずどんなことにもいえること。

「料理は女性がするもの」という考えはもう古いですが、その考えのままに今まで料理をしてこなかった男性にこそ、ぜひ料理を趣味にしていただきたいですね。

やってみたら意外とハマった、なんてこともありますから。

まとめ

趣味がないのはつまらない人なのか、おすすめの趣味は何があるのかについて解説してきました。

「趣味」には「個人が楽しみとしている事柄」という意味があり、私たちが一般的にイメージしているような、「その物事に詳しい」という意味は一切ありません。

「○○が好き」「○○が楽しみ」という気持ちさえあれば、知識の浅深に関わらず、その物事は「趣味」といっていいのです。

そうはいっても、趣味と聞くとその分野に精通している人と無意識に思い込んでいるのが私たち人間。

趣味がある人は話が面白くてカッコイイというイメージが、「趣味がないのはつまらない人」という考えに結び付いてしまうのでしょう。

でも、自分の趣味だけを肯定して他の人の趣味を否定したり、趣味がない人のことを見下したりするような人が一部いるのも事実。

こういった人たちこそが、本当に「つまらない人」なのです。

趣味がないこと自体は悪いわけではないし、まして趣味がないだけで「つまらない人」だなんてことはありません。

少しでも「好き」「楽しい」と思える何かがあるのなら、それはもう「趣味がない」ということではなく立派な「趣味」なのですから、堂々と自信を持っていきましょう!

それでも何か具体的な趣味が欲しいというあなたには、散歩・読書・料理がおすすめです。

どれも今すぐ簡単に始められるものですし、散歩についてはお金も一切かかりません。

(春花)
一番大切なことは、続けられそうにないからと最初から諦めるのではなく、続けられるところまで続けること。

仮に途中で続けられなくなってしまったとしても、また再開すればいいのですから。

堅苦しく考えず、自分のペースを守って進んでいきましょうね!

 

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