楽器を自在に演奏している人の姿を見ると、自分も趣味として何か楽器を手に取ってみたくなりますよね。
しかし、いざ始めるとなると、楽器演奏にはどんなメリットやデメリットがあるのか気になる方が多いのではないでしょうか。
初心者でも始めやすい楽器はあるのか、おすすめについても知りたいところ。
そこで今回は、以下の2点について解説します。
- 楽器を趣味にするメリット・デメリット
- 初心者へのおすすめ楽器5選
これから趣味として楽器を始めたい方や、どんな楽器があるのかチェックしたい方は、ぜひ当記事をご覧くださいね!
目次
楽器を趣味にするメリット
まず、楽器を趣味にするメリットからご紹介!
私なりに考えたのは、次の3つです。
- 認知症の予防効果がある
- 1人でも楽しめる
- 音楽仲間ができる
どういうことか、1つずつ具体的に見ていきましょう。
認知症の予防効果がある
楽器を趣味にするメリットの1つ目は、認知症の予防効果があること。
実は、楽器演奏は脳の働きを活性化させ、認知症予防に効果があることが京都大学の研究で明らかになっています。
その内容を簡単に説明しますね。
まず、楽器をやったことがないことを条件に、平均年齢73歳の高齢者66人を2つのグループにランダムに分けます。
一方のグループには鍵盤ハーモニカを与え、グループレッスンを4ヶ月間受けてもらうことに。
その間、もう一方のグループには特に何もせず待機しておいてもらいます。
4ヶ月後、双方のグループにどのような違いがあったのでしょうか。
このことは、超高齢社会の中で音楽活動が心身の健康にプラスの影響をもたらしてくれることを意味しているのです。
詳しい研究内容が知りたい方は、こちらから京都大学の公式HPをご覧ください。
1人でも楽しめる
楽器を趣味にするメリットの2つ目は、1人でも楽しめること。
楽器演奏というと、オーケストラや吹奏楽などの団体をイメージする方は多いのではないでしょうか。
しかし、必ずしも団体の中に混ざらないといけないというわけではありません。
趣味としてやる分には1人でもまったく問題なく楽しめますよ。
1人で演奏する場合、どんな曲を選ぶのかなど自由に決められるのが大きな魅力!
周囲に気を遣うことなく、自分のペースで伸び伸びと演奏できるのが嬉しいですね。
音楽仲間ができる
楽器を趣味にするメリットの3つ目は、音楽仲間ができること。
ここでの仲間は、「ライバル」に言い換えてもOKです。
「あれ、さっき1人でも楽しめるっていってなかった?」との声が聞こえてきそうですが、ソロでもグループでも楽しめるのが楽器演奏の良いところ!
1人での演奏は気楽な分、モチベーションを保ちにくいといったデメリットが・・・。
その点、音楽仲間が近くにいてくれれば、お互いのレベルを確認し合いながら切磋琢磨していけますよ。
楽器を趣味にするデメリット
続いて、楽器を趣味にするデメリットをご紹介します。
私なりに、次の3つを考えました。
- お金がかかる
- 上達までに時間を要する
- 練習場所の確保が難しい
1つずつ詳細を見ていきましょう。
お金がかかる
楽器を趣味にする1つ目のデメリットは、お金がかかること。
楽器って、高いですよね・・・。
本体以外にも、お手入れ用品などの維持費や、楽譜・譜面台などの周辺グッズ費用も発生します。
品質はメーカーによって様々な上、中古品か新品かでも大きく金額が変わってくることに・・・。
初心者の場合なら、「楽器そのものを知る」という意味でまずは安いものから手に取ってみるのが良いかもしれません。
高品質なものをなるべく低コストで購入したい場合は、ユーキャンなどの通信講座を利用するのも1つの方法!
プロ愛用と謳っている楽器が付属したコースが選べる他、教本や楽譜セット付きで届いたその日から練習を開始できます。
上達までに時間を要する
楽器を趣味にする2つ目のデメリットは、上達までに時間を要すること。
「さぁ、楽器を始めよう!」と練習を開始したところで、今日明日でいきなり自由自在に演奏できるようにはなりません。
これは何も楽器演奏に限ったことではないですよね。
その上で地道な練習を重ねていくことが、上達への何よりの近道!
最初はなかなかスムーズにはいかないかもしれませんが、そこは自分のペースで無理なく、辛くならない範囲で練習を続けていくことが大切です。
趣味として楽しむために楽器を始めたのに、練習が辛くなってやめてしまったのではもったいないですからね。
練習場所の確保が難しい
楽器を趣味にする3つ目のデメリットは、練習場所の確保が難しいこと。
自宅に防音設備がすでに整っていたり、室内環境を丸ごと防音仕様に工事できる状況であればこの問題は解決するのですが、なかなかそうはいかないのが現実ですよね・・・。
スタジオなどの練習室を借りる方法もあるものの、可能であれば自宅で練習したい方が多いのではないでしょうか。
その場合は、自分でできる限りの防音対策を取ることが大切です。
たとえば、深夜や早朝の演奏は避ける、演奏時には窓やドアを締めるなどですかね。
電子楽器であれば音量調整ができますし、ヘッドホン装着で音が漏れないようにすることも可能。
いっそ自分で防音室を作るのもアリですよ!
「簡易防音室 作り方」「防音室 自作」などで検索すると、実にユニークなものがたくさん出てきます。
ぜひ参考にしてみてください。
初心者へのおすすめ楽器5選
以下では、初心者でも始めやすいおすすめの楽器5選をご紹介します。
- オカリナ
- ギター
- ドラム
- ハーモニカ
- ピアノ
楽器の名称自体はどれも聞いたことがあるものばかりですよね!
それぞれどういった特徴があるのか、1つずつ見ていきましょう。
オカリナ
初心者へのおすすめ楽器1つ目は、オカリナ!
手のひらに乗るサイズ感と独特な形がとっても可愛い楽器で、持ち運びに便利です。
オカリナが奏でる優しい音色は、演奏者だけではなく聴く人の心もきっと癒してくれるでしょう。
本体には穴がいくつか空いており、これを指で押さえることで出る音が変わるのが特徴。
出せる音域は1オクターブ半と狭いですが、J-POPやアニメソングなど、この音域内で吹ける曲は意外にもたくさんあります。
可愛らしい楽器の形に惹かれた方や、優しい音色に癒されたい方は、ぜひオカリナを始めてみてください。
ギター
初心者へのおすすめ楽器2つ目は、ギター!
楽器といえば、まずこれを思い浮かべる方が多いかもしれません。
歌手・アーティストがギター片手に弾き語りをする姿は印象的ですし、憧れますよね!
そんなギターは、太さの違う6本の弦をピックで弾いて音を出すのが特徴。
どの弦をどの箇所で押さえるかで出る音が変わります。
ギター演奏の基本となるのは「コード」と呼ばれる和音で、いくつかのパターンが。
これを丸暗記するのは大変なので、実際に自分で指を動かしながらコードを身体に染み付かせていくのが良いでしょう。
楽器演奏だけではなく自分で歌うことにも興味がある方は、ぜひ弾き語りを目標にギターを始めてみてください。
ドラム
初心者へのおすすめ楽器3つ目は、ドラム!
ロックバンドなどでひときわ存在感を放つドラムは、奏者が全身で音楽を表現しているのがカッコイイですよね。
一般的に、ドラムとは複数のドラムとシンバルを組み合わせた「ドラムセット」と呼ばれるものを指しています。
これをスティックで叩くことで音を出すのが特徴。
そのため、初心者でもチャレンジしやすい楽器として人気ですよ。
楽器はやってみたいけど楽譜を読むのが苦手で諦めてしまっていた方は、ドラムならハードルが少し下がるのではないでしょうか。
ハーモニカ
初心者へのおすすめ楽器4つ目は、ハーモニカ!
横長の本体に穴が空いており、ここに息を吹き込んだり、あるいは吸い込んだりすることで音を出す楽器です。
学校の音楽の授業で使ったことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ハーモニカもオカリナ同様に手のひらサイズで、持ち運びに非常に便利。
優しく温かみのある音が心を落ち着かせてくれますよ。
ハーモニカは比較的安価で手に入るため、楽器を始める入口として手に取りやすいのが魅力です。
ピアノ
初心者へのおすすめ楽器5つ目は、ピアノ!
クラシック、ジャズ、ポップスなど、あらゆる音楽シーンにおいて、時には主役、時には伴奏として華を添えるのがピアノです。
ピアノは右手と左手とで押さえる鍵盤が異なるため、かなり難しそうなイメージがあるかもしれません。
ピアノといえばグランドピアノが想像されますが、グランドピアノよりも手頃な値段で手に入って置き場所も取らない電子ピアノなら、ラインナップが充実!
クラシックやジャズなど、ポップス以外の音楽も自分で演奏してみたい方は、ぜひピアノにチャレンジしてみてください。
まとめ
楽器を趣味にするメリット・デメリットや、初心者へのおすすめについて解説してきました。
楽器演奏には認知症の予防効果があることが京都大学の研究で証明されています。
心身の健康にプラスの効果が得られるなら、ぜひとも楽器を始めてみたくなりますね。
演奏は1人でも十分に楽しめるので、自由に自分の好きな曲を練習してみましょう。
練習を続けるうちに、あなたと同じように楽器演奏を趣味とする音楽仲間に出会えるかもしれません。
一方で、楽器を始めるには購入費の他にも、お手入れ用品などの維持費がどうしてもかかることに・・・。
低コストで高品質な楽器を使いたい場合は、ユーキャンなどの通信講座を利用するのも1つの手です。
楽器演奏は練習を始めたからといってすぐに上手くなるものではありません。
自分なりのペースで、辛くならない範囲で練習を積み重ねていきましょうね。
練習場所の確保が難しいのも、楽器演奏を趣味にする上でのデメリットといえるでしょう。
近隣への配慮を忘れないようにする他、いっそ自分で防音室を作ってしまうのもアリ!
音の出し方や奏でられる音域はそれぞれの楽器で全然違うけれど、どれも人を惹きつけるだけの魅力がたっぷり!
予算と相談しつつ、ぜひあなたの興味のある楽器をお手に取ってみてくださいね!
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